フレーミングとは、「どの場面をカメラの枠に収めるか」、構図とは、フレーミングされた中で被写体をどこに配置するのか」を決めることです。

動作撮影のフレームは基本的に横長(16:9)です。(スマホなどでは縦長の動画も普及してきていますが…)その横長の世界で見せたいものの全てを表現します。まずは画面のしっかりと水平をとりましょう。(きちんと水平が撮れていないと、カメラワークをした時にかなり不自然な動画となってしまいます)

フレーミングは動画に制作者の意志を込める作業です。動画の目的達成の成否を決定する大きな要素ともなります。視聴者に何を見せ、何を伝えたいのかを考えたフレーミングを行いましょう。

構図には、「日の丸構図」「額縁構図」「三分割構図」「黄金分割点」などたくさんの種類がありますが、構図についての詳しい説明は、他のサイトにお任せし、ここでは、お手軽撮影テクニックとして動画撮影での基本的な構図の考え方を説明します。それは見せたいところに視聴者の注目を集めるということです。フレームの中に動画の主旨とは関係ない要素があり、視聴者がそれに注目してしまえば…時間の経過とともに流れいく動画で、これは致命的です。その動画の見た印象は、その関係のない要素だけということになってしまいます。

動画の主旨を際立たせるためにも、不要な要素はできる限り排除する必要があります。これは制作者の意図を確実に伝えるための大切なテクニックです。

また動画には、時間、音(音声)という要素(動く場所、動きの速さ、会話の調子、間など)も加わります。お手軽テクニックというわけではないですが、折角の動画なので、動画の中で時間や音(音声)を有効に活用することを意識するとよいでしょう。またどの場面で、どこに注目をして欲しいのかを矢印や文字情報などで視覚的にも分かるようにすることで、制作者の意図はより伝わりやすくなります。

≪おまけのテクニック≫

人物を撮影では、同じ人でも構図を変えることで、視聴者に与える印象を変えることができます。普通のカメラを回すと、画面の中心に人物を配置する「日の丸構図」になりがちですが、人物の顔が向いている側にスペースを開ける「3分割構図」とすることで画面のバランスが良くなり、自然な雰囲気となります。(ファインダーに三分割のグリッドラインを表示できるカメラもあります。)

また一般に人物の顔が向いている側のスペースが狭いと不自然な印象になってしまうと言われていますが、この印象を利用すると、その先が見えないということで、人物の不安や恐れ、悩み、苦痛などを表現することができます。