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本シリーズでは、アメリカおよび日本の看護が専門職として確立された過程を、当時の政治的、社会的背景などを交えながら、資料写真やCGを用いて分かりやすく解説します。看護学生はもちろん、臨床看護師、訪問看護師、保健師、看護教育者にも必見の番組です。
看護が現在のような専門職として認められるようになるまでには、どのような道を歩んできたのでしょうか。この番組では、まず近代看護の芽生えに大きな影響を与えたフローレンス・ナイチンゲール、アンリー・デュナンについて触れ、次に世界で最も早く専門職として発達したアメリカの看護史を、当時の資料写真やCGを用いて分かりやすく解説します。また、スペクトラム説、チームナーシング、看護理論、看護診断、開業看護婦、ターミナルケアについても説明しています。
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現在に至る日本の看護教育や制度の整備は、太平洋戦争終了後、連合国軍総司令部(GHQ)公衆衛生福祉局の主導により行われ、当時のアメリカの看護婦は日本の看護婦と共に、日本における看護の発展のために努力をしました。この番組では、GHQの公衆衛生福祉局が行った看護改革(免許制度、看護教育の改革、就業看護婦の再教育、看護サービスの改革、保健所の設置)について、そして、それらが日本の看護に与えた影響について、当時の資料写真とCGを用いて分かりやすく解説します。また、今後の看護の展望と拡大された役割についても見ていきます。
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