
世界のスポーツ医学界におけるゴールドスタンダード・ブックの日本語版が刊行されました。全ページフルカラーでエビデンスに基づいた実践方法を紹介しています。世界12カ国にわたる50名以上の国際的レベルの執筆者が、知識と経験を注ぎ込んだスポーツ医学の基本書。整形外科医だけでなく、理学療法士、鍼灸マッサージ師、アスレティックトレーナー、フィットネス・インストラクター、看護師なども利用できるように構成されています。
- 著者
- Peter Brukner and Karim Khan with colleagues
- 出版社名
- McGRAW-HILL AUSTRALIA PTY LIMITED
- 日本語監訳
- 丸山 仁司 (国際医療福祉大学 保健医療学部 理学療法学科)
黒澤 和生 (国際医療福祉大学 小田原保健医療学部)
籾山 日出樹 (秋田リハビリテーション学院)
赤坂 清和 (埼玉医科大学大学院 理学療法学分野 教授)
河西 理恵 (東京工科大学 医療保健学部 理学療法学科)
コンテンツ一覧

- 書籍 / ©2009年
- ISBN978-4-86243-292-6
B292 臨床スポーツ医学
スポーツ医学界のゴールドスタンダード・ブック、初の日本語刊行!
本書は、オーストラリアの著名なスポーツドクターであるPeter Brukner とKarim Khanが中心になって作成した『Clinical Sports Medicine 3rded』の日本語版です。1993年の初版発行から第3版までで累計4万部を売り上げた、海外のスポーツ医学界では基本とまでいえる書籍であり、多言語への翻訳としては、ポルトガル語版に続く2冊目となります。世界各国のトップの研究者、臨床家たちが共著者として参加しており、最新のエビデンスに基づいた実践方法が多数掲載されています。トップアスリートはもちろん、子供からお年寄りといったスポーツ愛好家の人々までを対象に、診察室での対処法だけではなく、リハビリ室からグラウンドレベルでの指導まで、トータルで管理する方法が紹介されています。今までのスポーツ医学の書籍は、診断と治療法の紹介が主でしたが、本書では「競技復帰」を一番の目的として掲げており、治療だけではなく再発予防にも重点をおいています。非常に分かりやすいイラストがフルカラーで掲載されており、極めてユーザーフレンドリーな、運動・スポーツに携わる人々必携の書籍です。
オーストリア・ニュージーランド・アフリカ・アジア・イギリス・北アメリカにおいて、初版からの累計4万部達成!
■ B5判 ■ 663 頁 ■ 4 色刷
B292 臨床スポーツ医学[書籍版]
定 価
Index
- 日本語版の総監修にあたって iii
- 原著の序文 iv
- 目次 v
- はじめに vi
- 本書の使い方 vii
- 著者紹介 ix
- 共著者紹介 x
- 原著の謝辞 xiii
- パートA 基本原則
- 1 スポーツ医学:チームでのアプローチ 3
- 2 スポーツ外傷 8
- 3 痛み:原因は? 26
- 4 注意:スポーツ外傷に見間違える症状 33
- 5 一般的なスポーツ外傷のバイオメカニクス 39
- 6 傷害予防の原則 76
- 7 回復 99
- 8 診断の原則:臨床的評価 105
- 9 診断の原則:画像検査 117
- 10 筋骨格系の症状に対する治療法:より多くの選択肢とエビデンス 124
- 11 コア・スタビリティー 152
- 12 リハビリテーションの原則 167
- パートB 各身体部位における問題
- 13 スポーツにおける脳震盪 193
- 14 頭痛 199
- 15 顔面の外傷 208
- 16 頸部の痛み 221
- 17 肩の痛み 235
- 18 肘と腕の痛み 280
- 19 手関節、手、指の外傷 298
- 20 胸椎と胸部の痛み 329
- 21 腰痛 340
- 22 臀部の痛み 368
- 23 股関節と鼠径部の急性痛 381
- 24 鼠径部の慢性痛 392
- 25 大腿前面の痛み 414
- 26 大腿後面の痛み 426
- 27 膝の急性外傷 447
- 28 膝前面の痛み 492
- 29 膝の外側、内側、後面の痛み 523
- 30 脛部の痛み 539
- 31 下腿の痛み 561
- 32 アキレス腱周辺の痛み 573
- 33 足関節の急性外傷 594
- 34 足関節の痛み 613
- 35 足部の痛み 627
- 36 慢性症状を有する患者 653
- Index 658